

こんにちは!ゆみかです。
就活や転職するときに自己PRって考えると思うのですが、〝どういったスタンスで書くと良いか〟が結構重要です。
ただ自分の中にある「なんとなくこれかな」と思う長所を書くのではなく、〝看護師として求められる要素〟を意識した上で、自分なりに良さをアピールする必要があります。
嘘を書くわけではないですが、求められている人物像に合わせていくスタンスが重要なんですね。
では、これから転職活動をしていく方向けに、自己PRの書き方も紹介していきます!
目次
看護師の転職
実際に自己PRを考えてみる!
看護師が転職する際に、使える自己PRは協調性を打ち出すのがおすすめ!
さっそく自己PRで使える協調性の例文を紹介してみましょう。
看護師の自己PR例文「協調性」
自己PR例文
私の強みは協調性です。前職が急性期病棟で、「今すぐ治療しなければ生命が危ない患者様」と接してきましたが、その分緊張感や難易度の高い職場でした。常に患者さんの様子を見つつ、チームの状況を把握しなければなりません。
そんな中、小まめな連絡や相談、報告を心がけていました。私個人の独断ではなく、チーム単位で物事を進めていく意識を持ちながら協調性を発揮することができます。
実際の現場において特に新人に求められるのは、「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」です。
採用面接で人事の人がどこを見ているのか?というと、「ちゃんとホウレンソウができる人なのか」という点なんですね。
医療に関する知識や前職で培ったスキル等もあれば良いのですが、既に現場で働いているスタッフ側からすると、新人に仕事面における成果を期待することって殆ど無いです。
〝ちゃんと素直に言うことを聞けるか〟
〝自分一人で仕事を進めようとしないか〟
緊張感走る院内での業務。
ちゃんと周りを見ながら「何かあったら報告」「伝えるべきことはすぐ連絡」「わからないことはちゃんと相談する」といった当たり前のことを当たり前にできる人材が求められるんですね。
それでは実際に「自己PR」を作ってみよう!
それでは実際に、職務経歴書や面接使う自己PRを作ってみましょう。
今回は協調性にフォーカスして作成していきますね。
- STEP①:過去の経験と感じたことを洗い出す
- STEP②:協調性とリンクしそうなエピソードを絞り込む
- STEP③:協調性をどう仕事に活かすことができるかを伝える
ステップごとに見ていきましょう。
step
1過去の経験と感じたことを洗い出す
転職対策で使う文章全般に言えることですが、基本的には「エピソード」を語ってください。
あなた自身が実際に経験したことや感じたこと、気づいたことや学んだことを軸に文章を作っていくんですね。
なので、学生時代から社会人まで振り返って印象に残ってる経験を〝紙に〟バーっと書き出してみましょう!
※紙に書き出す、というのがポイントです。用意したりするのも手間だし少々面倒に感じるかもしれませんが、レシートの裏とか使わない裏紙とかでも結構ですので、書き出してみてください。どうしても、頭の中だけだと「なんとなく」になってしまい、ちゃんと言語化できません。
例えば…
- 学生時代サークルでチームをまとめる役をした。
- アルバイトでみんなと相談しながらアイデアを考えたりした。
- 学校の文化祭で企画をみんなで作った。
などなど…思いつく限りなんでも良いので書き出していってください!
step
2エピソード内における自分のポジションを客観的に分析!
次にやって欲しいのは、客観的に分析していくことです。
おそらくエピソードの中では、色んな人が関わり合っていると思います。
その中で、あなた自身はどういったポジションだったのか?
まとめ役だったのか、裏で支える役だったのか、前線で活躍する役だったのか、細かいところを修正する役だったのか…。
チームで仕事をしていく、ということは、チーム内で各々がそれぞれの良さを発揮しながら進めていきます。
あなた自身がその環境において、どういった能力を発揮できていたのかを分析してみましょう。
ちなみに私は、意外と細かい部分に目が行きがちで、みんなのサポートに回ることが多かったですね。みんなの抜け落ちていう部分を影で補っているイメージです。
step
3協調性をアピールする!
それでは、あなた自身のポジションを打ち立てつつ、協調性につなげていきましょう。
面接官や採用担当の立場になってみると、
- この子は、全体を見ながら動けるのか(協調性)
- この子は、どういったポジションで動くのか(役割)
この2つを知りたいんです。
なので、この2つが伝わるように文章を作っていってくださいね。
協調性と一緒に使える看護師の自己PRの言い回し
自己PR文を作るときに、協調性に関わる別の言い回しをいくつか知っておくと良いので、紹介していきます。
協調性があります!と伝えるだけではなく、言い回しを変えてみても良いです。
例えば、
- 人に寄り添うことが得意
- 人見知りせず積極的に話しかける
- 周りに気を配っている
といった具合。一個ずつみていきましょう。
自己PRの言い回し
人に寄り添うことが得意
看護師という職業柄、誰かに対して寄り添う姿勢を伝えるのは好印象!
患者さんに対して心がけたことをエピソードとして入れるのは効果的ですよ。
自己PRの言い回し
人見知りせず積極的に話しかける
看護師としての仕事だけでなく、看護学生時代やプライベートでの経験においていろんな人に話しかけた経験なども使えます。
人脈に自信がある人は、積極的に話しかけることを意識したエピソードは使えるでしょう。

意外と疎かにしがち!看護師が自己PRで協調性をアピールする時の注意点
看護師が自己PRを伝えるとき、これだけは絶対意識しておいてほしい注意点をまとめてみましょう。
自己PRは自分の主張をただ伝えるだけになって空回りしてしまう人が非常に多いので、しっかり見てくださいね。
自己PRの注意点
転職希望している病院の求めている像と一致しているか
突然ですが皆さん。転職先のリサーチは毎回しっかりやってますか?
転職先がどういった人材を求めているのかを把握しておかないと、そもそもどういったアプローチをするべきなのかわかりませんよ。
キャリアカウンセラー等の中では当たり前の話ですが、転職初心者の方だとあまりリサーチを意識しないので注意してください。
自己PRの注意点
専門家に自己PRを添削してもらう
当たり前ですが、職務経歴書に書く自己PRは自分1人では完成度の高いものができません。
転職時に使う自己PRや退職理由、志望動機などは決まった型があるからですね。
この型を教わらずに自分1人でやろうとすると必ず失敗するので注意してください。

正直どこでも良いと思いますが、私の場合はレバウェル看護で自己PRの型を教わりながらそのまま作成しましたね。
無料で色々と相談に乗ってくれますし、非公開の好条件求人が多いのでおすすめです。
自己PRの注意点
面接練習を繰り返し行ってフィードバックをもらう
面接練習は繰り返し行いましょう。
特に給与水準の高い病院であればあるほど、面接での審査が厳しくなってくるので、対策が必要です。
職務経歴書と同じように、面接にも決まった型があるので、そちらに沿って練習していってくださいね。
面接対策してもらう場合、転職エージェントを使う形になるんですが、正直どこのエージェント登録しても良いと思いますよ。
私的には3つくらい登録するのがオススメですが、これから活動し始めるという方ならとりあえず1つでも大丈夫です。
看護師の自己PRの書き方:まとめ
看護師は自己PRで協調性を伝えると好印象!
- 看護師が自己PRで協調性伝えるなら仕事にどう活かせるかを伝える
- 過去のエピソードと絡めながら自己PRを作成する
- 専門家に添削してもらいながら作成する
私の場合、最初の転職で協調性をアピールしましたが、面接官からの印象は結構よかったですよ。
自分1人では勤まらない仕事だからこそ、好印象といった感じでした。
結果的に内定をいただけたので、当時のレバウェル看護さんには感謝してます。
もし誰か専門家に見てもらいながら自己PR作成したいなら、まずは転職サイトを頼るのが一番!
協調性は好印象な分みんなが取り入れがち。だからこそ、きちんとした型でアピールするのが大事ですよ。
自分の希望の病院に転職できるよう応援しています!