看護師 転職先 職場

看護師の転職先は病院以外にどんな職場がある?

看護師が転職を検討した時に真っ先に悩むのが、『次はどんな職場に転職しようかな』ということではないでしょうか。

看護師には様々な働き方がありますよね。

病院で働く王道なスタイルから介護施設や老人ホームなどで働いたり、中にはシップナースと言って船上に乗ってお客様と共に長期間に渡り世界を回る!なんて夢のような働き方もあったりします。

病院やクリニック、訪問看護ステーションといえば何となく仕事内容が想像できますが、他にはどのような選択肢があるのでしょうか?

ということで今回は、看護師が活躍できる多種多様な職場を皆さんと一緒に見ていきたいと思います。皆さんの今後の転職活動の参考になれば幸いです。

 

看護師の転職先はどんな職場がある?

今回は医療分野以外に看護師が働ける職場を16か所ピックアップしてみました。それでは早速ひとつずつ見ていきましょう!

看護師の転職先
介護分野の職場

デイサービス

介護分野の中でも人気の職場がデイサービスです。

主な業務内容は利用者さんの健康管理。医療職はその日に看護師一人というケースが多く、医療的行為は少ない現場です。

職場によっては血糖測定やストマ交換、薬の塗布、浣腸や敵便などの医療的行為を行う場合や、インストラクターのように運動の指導なども業務に入る場合があります。

また『患者さん』ではなく、『利用者さん』という扱いになりますので多少の接客スキルが求められる職場です。

メリット

  • 日中の仕事のみ
  • 比較的簡単なケアや医療的処置が多いので、ブランクがある看護師でも働きやすい

デメリット

  • 医療的行為がほとんどないため、看護技術が低下しやすい
  • 給料が下がる傾向にある

 

高齢者向け施設

看護師が高齢者向け施設で働く場合、有料老人ホームや介護老人保健施設、特別養護老人ホームなどに勤めることが可能です。

看護師の主な業務内容は入居者の健康管理が第一です。高齢者向け施設はあくまでも、高齢者の生活の場。健康な方もいれば、医療的介入が必須な方もいます。

メリット

  • 看護と介護はしっかりと分業されていることが多い為、看護業務に集中できる
  • ターミナルケアやエンゼルケアなどの終末期の患者さんへの看護が勉強できる

デメリット

  • 夜勤があるため、シフト制の勤務になる
  • 医者は常駐していないため、判断の責任など看護師の荷が重い

 

訪問入浴

自宅で自力また家族の手を借りての入浴が困難な方のために入浴の介助をする仕事です。

移動式の浴槽を載せた車で書く家庭を一日かけて巡回、基本的には看護師1名、介護職2名、ドライバー1名で回ります。1日当たり5~6件巡回していくことが多いです。

看護師の主な業務内容は、利用者の入浴判断、床ずれケア、記録。その日の利用者が発熱していないか、呼吸状態が正常か、床ずれの状態確認などが必要になってきます。入浴介助まで手伝うかどうかはステーションによって異なります。

メリット

  • 日中のみの仕事
  • 比較的簡単なケアや医療的処置が多いので、ブランクがある看護師でも働きやすい

デメリット

  • 医療的行為がほとんどないため、看護技術が低下しやすい
  • 入浴介助まで手伝う場合、身体的負担が大きい

 

看護師の転職先
その他の分野の職場

保育園

保育園看護師の主な業務内容は園児たちの健康管理です。保育園内に看護師は一人常駐していることが多く、0歳児のクラスの担任になることがあります。

毎月の身体測定や園医との健康診断の実施、日々の園内での怪我の処置対応、アレルギーのある園児や服薬、薬の塗布がある園児への管理、場合によっては保護者や近隣の医療機関への連絡・搬送・同行なども行います。

季節ごとの園児への保健指導の他、行事や遊びへの参加も業務となるなど仕事は多岐にわたります。

メリット

  • 日中の仕事のみ
  • 原則夜勤はなく土日祝日が休みなのでプライベートが充実しやすい

デメリット

  • 日中だけの仕事なので収入が下がるケースが多い
  • 医療的行為がほとんどないため、看護技術が低下しやすい

 

乳児院・児童養護施設

乳児院は家庭では養育困難な乳幼児を保護者に代わって養育する施設のことです。

ここでの看護師の主な役割は乳幼児の養育、健康管理。乳幼児の在所期間は短期が多く、約半数は6か月未満です。24時間体制での世話になるため、勤務形態はシフト制になります。

児童養護移設は様々な事情から家庭での養育が難しい児童を保護者の代わりに養育する施設のことを差し、1~18歳まで年齢層広い児童らが入所しています。

児童養護施設での主な業務は児童の健康管理、児童の養育、傷病時の対応。乳児院同様24時間体制のため、シフト制の勤務となります。

メリット

  • 子供たちの成長を間近で見られる
  • 健康な子供らが多いので常に緊張感があるわけではない

デメリット

  • 勤務形態が変則的になる

 

美容クリニック

美容クリニックには2種類あり、美容皮膚科と美容外科のことを指します。

美容皮膚科はレーザーを使用した施術や美容のための点滴や注射がメインの業務、美容外科は美容に関する手術を行うのがメインの仕事内容と扱う施術内容に
違いがあります。

また美容クリニックでは「患者さん」ではなく「お客様」として対応するため、接客スキルが必要となってきます。そして職場によっては営業ノルマとして、美容商品などを積極的に購入してもらうように営業するということが業務内容に入っている場合があります

もちろん営業ノルマが達成できればその分収入は上がりますが、これは向き・不向きがあることなので自分が苦にならないか一度考えてみる必要があるでしょう。

メリット

  • 高収入が得られる
  • 21時ごろまでの終業が遅い勤務はあるが、夜勤はない

デメリット

  • 営業ノルマが課せられる場合がある

 

大学の保健室

小学校や中学校、高校の保健室で働く場合は養護教諭の資格が必須となりますが、大学の場合は看護師資格のみで働くことができます。

大学内の保健室での主な業務内容は下記の通り。

  • 学生や教職員の健康管理
  • 学生や教職員の傷病時の対応
  • 健康診断の実施や補助

基本的には保健室内で事務作業を行うことが多くなります。保健だよりのようなお知らせを作成したり、ファイル管理などをします。パソコン作業も多いので、PC操作ができるようになっておくと良いでしょう。

メリット

  • 日勤のみの働き方
  • 土日祝日休みが基本なのでスケジュールが立てやすい

デメリット

  • 枠が非常に少ない
  • 医療的行為がほとんどないため、看護技術が低下しやすい

 

看護学校の教員

教員免許がなくても看護師資格があれば看護師養成の教員になることが可能です。

ただし教員になるためには、都道府県や厚労省が実施する専任教員養成講習会を受講しなければなりません。講習会の受講資格は看護師・保健師・助産師としての実務経験が通算5年以上あることとされています。

他にも受講資格は地域によって異なるので確認が必要です。

メリット

  • 日勤のみの業務
  • 土日祝日は休みのことが多い

デメリット

  • 求人枠が非常に少ない
  • 学生の看護師育成のため責任がある

 

一般企業

  • 企業の医務室
  • CRC(治験コーディネーター)
  • CRA(臨床開発モニター)
  • コールセンター
  • クリニカルスペシャリスト

産業保健師の業務は産業医のもと、会社の従業員の健康管理やメンタルカウンセリング、傷病時の対応、健康診断の補助などを行います。日勤帯だけの仕事のため、生活リズムが整えやすいです。

CRC(治験コーディネーター)は治験の準備、スケジュール調整や被験者対応・治験サポートなどを行う仕事、CRA(臨床開発モニター)は治験に関する契約確認やモニタリング、症例報告書のチェックなど治験終了までの諸手続きなどを行う仕事です。

コールセンターは、医療機器や医薬品に関する相談、健康相談や緊急時の状況確認等を行うなどのオペレーター業務です。

クリニカルスペシャリストは医療機器メーカーに勤め、営業や商品開発などのサポートをする仕事になります。

メリット

  • 日勤のみの仕事
  • 土日祝日休み
  • デスクワークなどの作業が中心となるため、身体的負担が少ない

デメリット

  • 求人枠が非常に少ない
  • 医療的行為がほとんどないため、看護技術が低下しやすい

 

ツアーナース

ツアーナースは添乗看護師、アテンドナースとも呼ばれ、社員旅行や修学旅行、団体旅行などに付き添う看護師のことを指します。最近では団体での旅行に添乗するだけでなく、要介護者が旅行する個人旅行に付き添うという形の依頼も増えています。

主な業務内容としては、参加者全員の健康管理、臨時の怪我や病気への対応、場合によっては医療機関への受診同行など。

ツアーナースの魅力は仕事をしながら様々な名所や観光地に行くことができるということ。ただし医療班は看護師一人という場合がほとんどなので、対応力が求められますので病棟経験などが数年ある人がふさわしいと言えます。

連休にツアーナースのバイトを入れてリフレッシュがてら稼ぐという人もいて、メインの職場を持っている看護師が副業として選ぶことが多い働き方です。

メリット

  • さまざまな観光地を巡ることができる
  • 終始緊張感があるわけではないので、和やかな雰囲気のまま仕事ができる

デメリット

  • 単発や短期での求人がほとんどのため、収入が安定しにくい
  • 医療班が一人なので責任が重く感じる

 

イベントナース

イベント会場(ライブ会場やレジャー施設、お祭りなど)の救護室に待機し、その現場で倒れた人やけが人などの救護に当たる仕事です。

待機する医療班の人数は各々のイベントによりけり。看護師1名だけの場合もあれば、イベントの規模によっては看護師2名、医師2名などのチームで待機する場合もあります。

通常の業務内容であれば、急病人の症状や怪我の経緯を確認し、その場で出来る最低限の処置を行い、症状によっては近隣の医療機関へ連絡・搬送するという対応を行います。

休憩時間もしっかりと確保されていますし、急病人がいなければ基本的には定時で帰れますが、臨機応変な対応と素早い正確な判断と経験が求められる仕事です。

待機業務が基本なので医療的な処置はない場合も多くありますが、普段とはまた違った雰囲気・環境の中で働く事ができるので気分転換にもなります。ツアーナース同様に他にメインの職場を持っている看護師が副業にする場合や、次の職場へのつなぎ期間に選ぶことが多い働き方です。

メリット

  • 待機時間は比較的自由に過ごせることが多い
  • 非日常感を味わえる職場環境にある

デメリット

  • 案件によっては気候に左右されやすく、前日にキャンセルになる場合がある
  • 単発や短期での求人がほとんどのため、収入が安定しにくい
  • イベントによっては当日までの間に打ち合わせが必要(打ち合わせにも給料は発生)

 

看護師の転職先
私の経験談

私はこれまで正職員として病院、地域包括支援センターに勤め、パート・長期派遣として、クリニック(訪問看護ステーションも併設のため訪問看護も経験あり)、保育園などで働きました。

また、単発派遣ではデイサービス、高齢者向け施設、イベントナースを中心に様々な職場を経験しています。

病院から離れて介護の現場や基礎疾病が無い方の健康管理、乳幼児らの健康管理、介護予防の最前線、地域の高齢者の生活の実態を知ることなど、本当に色々な看護師としての経験を積むことができ、そのおかげで看護師としても、人間としても視野がとても広くなり、物事に対する考え方が柔軟になったように思います。

皆さんには是非、病院以外の職場を経験してみて欲しいと強く思います。

「こんな働き方があるんだ」「看護師の職場がたくさんあるんだ」ということを知った上で自分に合った職場はどのような場所なのか、模索し、見つけていけると良いですね。

 

看護師の転職先の職場 16選:まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?看護師にはたくさんの職場の選択肢があることが分かりましたね。

自分がこれからどう働こうか自由に考えて選択できることは、実はとても幸せなことなのかもしれません。

皆さんがこれからの転職で自分らしく働ける職場が見つけられるよう願っています。


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